モータースポーツと無線3

4日は県立新城総合運動公園にて新城ラリーに新しく投入する無線機のテストをボランティアのメンバーと共に行いました。



以前にモータースポーツラジオ(通称MoSRA)を紹介しましたが、こちらは競技に参加するドライバーおよびチーム関係者が実務として利用するため専用周波数が割り当てられています。自分の所属するイベント運営チームは観戦者向けイベントの進行の連絡や安全管理などバックヤードでの利用になるため汎用の特定小電力トランシーバーを利用していました。
2013年からイベント会場が県立新城総合運動公園に移って以来、面積が広くて高低差が有る事から交信が満足にできない問題を抱えていました。この打開策としてライセンスフリーでも使用されるデジタル簡易無線機(登録局)への変更も検討されましたが、他の業務利用や趣味で使われる局との混信、さらに隠匿の必要が有る交信もあるため簡易業務無線機(免許局)の投入となりました。今回投入した機種はモトローラのGDB3500という機種で、最大送信出力5Wのデジタル(467MHz帯)とアナログ(465/468MHz)の両方で計100chが利用可能です。特徴はアナログモードが利用できる事です。デジタルモードで交信が厳しい場面、アナログに切り替えてスケルチ開放によるギリギリの交信が可能です。

公園内でのテストは全て秘話コード付きのデジタルモード5Wで実施しました。公園の末端から末端の最大距離間であっても交信不成立はありませんでした。今までの不便を思うと実に頼もしい存在です。通信の雰囲気と言うか感覚は自分の使用するDPR-6とほぼ同じですが、肉声の復元精度が比較にならないくらい優れており、コールサインを聞かなくても声のみで相手局の見当が付くくらいです。これで通信の不安が解消されましたので、ラリー当日の運用が楽しみです。

■9月4日の運用記録

運用地:県立新城総合運動公園
9:00~12:00 免許局LUCKメンバー10名 M5/M5


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