4日は展示会の見学でパシフィコ横浜に出向く所用がありましたため、ランチタイムに近くの海浜公園からデジタル簡易無線を開局しました。
CQ呼び出しを行っても平日という事もあり応答も無かったため、食事をしながら呼び出しチャンネルで受信待機していました。12:30を過ぎた頃、「こちらは下田市のしもだ101です。傍受の方いらっしゃいましたら16チャンネルで伝播実験のご協力をお願いします」との入感があり、16チャンネルに移動しました。既に自分の通信圏外にいらっしゃるライセンスフリーラジオ局が求めに応じてメリット交換と現在地の連絡を行っている様子が聞えています、応答する局が無くなったタイミングで呼びかけたところ難なく交信が成立しました。しもだ101局は東伊豆の海岸からハンディ機で運用されておりお互いメリット5でしたが、自分の運用地が横浜市と確認して予想外の伝播に驚いている様子でした。(直線距離で約100km) 自分との交信の以後に応答局がいらっしゃらなかったため、伝播実験は終了となりました。
最初、しもだ101局とはライセンスフリーラジオ局だと思っていたのですが、伝播実験の目的が災害時に備えたデジタル簡易無線の通信距離の調査との説明を頂き、官公庁の関係者である事を確認しました。交信終了後に調べてみたところ、しもだ101は下田消防本部から割り当てられた消防無線の呼出名称である事が判りました。12月6日(日)は防災の日として静岡県下で一斉に災害訓練が行われる事から、新たに導入したデジタル簡易無線機のテストを行われたものと思いました。
偶然とはいえ、地域防災に協力できて良かったと思いました。大地震に襲われた場合、携帯電話などの通信インフラは数日間は使用不能に陥ります。災害時は自分も無線機や広帯域受信機が使える環境を生かして人助けに協力したいと思います。
■12月4日の運用記録
運用場所:パシフィコ横浜
12:45 しもだ101局/東伊豆の海岸 DCR16ch M5/M5
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Posted by シズオカAB635/JG2PLR
かつて自主防災隊の通信と言えばCB機でした。以前住んでいた町では、年に一度炊き出し訓練や、月に一度の放水練習などをやっていました。地域にある消火器の点検の際に、CBで防災小屋と連絡を取っていました。せいぜい半径500m程度だったので届いていましたね。というかほとんど電池チェックみたいなものでした。今や、デジ簡が配備される自治体も増えてきているんですね。
しもだ101局、呼び出しchから別chに移るあたり、センスの良さというか、しっかりとした防災計画の存在を感じさせますね。延々と呼び出しchを業務使用する方々が増えてきてますから。
こんにちは。
しもだ局も驚かれたでしょうね!。
折角なので、こちらの世界にも巻き込んでしまえば良かったのでは?。(笑)
DCRは色々な使われ方がしているのですね!。
ごぶさたしております、お仕事で忙しい様ですね。
最近はタイミング合わず、無線で繋がりませんがお元気でしょうか?
静岡県下の各自治体も、デジタル簡易無線の普及が目覚ましい様ですね。
当局の避難集合場所にも、デジタル簡易無線のGPがあがってますよ。
それにしても下田市~横浜市の伝播は凄いですね参考になりました。
ハママツHM21局
いつもコメントありがとうございます。
ラリーのお手伝いをさせて頂きました新城市もデジ簡を導入され相当な
台数が行き渡っているようでした。特小ではカバーできない部分に役立
つのは間違い無さそうです。
むさしのSR911局
無線の扱いに慣れた丁寧な運用だった事を記憶しています。
防災関係では消防団や自治会で16chを使うように申し合わせている
ところが多いようです。決してチャンネル占有という意味ではなく、
災害時には16chを使おうと言う考えのようです。
あいちKY909局
15chを業務利用する不届きな業務局も有りますが、しっかり理解した上
で運用されるのは流石にプロだと思いました。逆に我々が防災に協力に
参加する方が自然だと思います。
しずおかKJ64局
こちらこそ御無沙汰してます。身内の不幸等が重なりましてアクティビテ
ィが低下しておりました。何とか通常に戻りつつありますので、よろしくお
願いします。しもだ101局も障害物が無ければ遠方に伝播する事を理解
して頂いたのではないかと思いました。
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