合法市民ラジオを中心に資格不要の無線を楽しんでいます。
30年を経て学生時代に熱中した趣味の無線に復活しました。
ハムフェアからの帰りにゆりかもめ(新橋行き)に乗車した時に台湾のアマチュア無線クラブの御一行様方と同じ車両になりました。隣にお座りになられたので、何かのご縁かと思い、声を掛けましたところ、台湾に住まいを持たれる日本人のAさんでした。(ご同伴の奥様はミニスカートのチャイナ服が似合う台湾美人!)台湾の無線クラブの方を引率して日本にやって来られたとの事でした。色々と無線の話を伺いました中、自分がフリーライセンス無線を開局している話をしましたところ、Aさんご自身も学生時代に電監コールを取得して関東で市民ラジオを開局していたとの事でした。台湾の市民ラジオ事情を伺いましたら、現地ではFCCに準拠した規格のCB無線の開局ができるそうです。ここで気になる話が...。規格は異なりますが、せっかくのCB無線も中国大陸で巾を利かせている違法無線機の電波が台湾に飛来して使い物にならないそうです。それに加えて28MHzのアマチュア無線でさえも同様だと言われるのです。話を整理すると、中国大陸ではITU(国際電気通信連合)の取り決めを無視した25MHz~30MHzで送受信可能な無線機の利用が公に黙認されて、あらゆる用途に利用されているとの事です。まだまだお話をしたかったのですが、新橋に到着しましたので、Aさん御一行様とは御挨拶してお別れとなりました。
この話で気が付いた方もいらっしゃると思いますが、中国大陸で公に黙認されている無線機とは、コレとかコレの事のようです。以前からCB、漁業無線、アマチュア無線の全てカバーするハチャメチャな規格は何処の国で執行されているのかと思ってましたが、建前は送受信範囲をメモリーソフトで変更して”合法的”に使用する仕様となっています。コンディションが良くなると、送受信範囲の設定をしない(または最大幅に設定?)無線機を使った局の声が、市民ラジオ・28MHzのAM・29MHzのFMに共通して聞えてくる訳です。(一説によるとベトナム方面にまで普及している様子)
↓本名はDX1でなく「AnyTone AT-5555」です。弟分にAT-5555NやAT-6666が居ます。
【告】違法無線機で市民ラジオ無線運用など絶対にしない事!
・受信と送信のバランスが市民ラジオと違うので、使うと簡単にバレますよ。
・1KHzの周波数ズレも聞え方で判りますよ。
・違法無線機を使っている事が公にバレると誰も応答してくれなくなりますよ。
・市民ラジオ用の無線機が入手し辛いからと利用を正当化しないで下さいね。
・全員同じルールを守っているからこそ合法CB無線は楽しいのです。
・遠くに飛ばしたいのならば高い山に登りましょう。
当該ジャンルの無線機を元に戻らない様にしっかりと改造を施し、TSSやJARDで保証認定を取って正規アマチュア無線機として利用している方への批判は一切ございません。