本格的なBCLラジオを購入しました

以前に購入した中華短波ラジオDR-09はAM/FMの感度に不満が無い上、小型なので公用私用問わず遠出には必ず持参します。最近、学生時代にBCLをしていた事からもっと本格的な短波ラジオが欲しくなりました。そこで、本格的に腰をすえて受信が楽しめるBCLラジオの購入に踏み切る事にしました。検討するにあたり選定ポイントは次の5項です。

 ・デジタルで周波数直読&ダイレクト入力できる事。
 ・市民ラジオや28MHz帯の交信が聞ける事。
 ・SSBが復調できる事。
 ・外部アンテナが取り付けられる事。
 ・選局用チューニングダイヤルが付いている事。

ノミネートは7機種です。

 ・松下 プロシードRF2600(中古)
 ・DEGEN DE1103
 ・TECSUN PL-600
 ・TECSUN PL-660
 ・REDSUN RP3100
 ・ANJAN DTS-09
 ・SONY ICF-SW7600GR

RF2600は学生時代に欲しかったという気持ちだけでノミネートしたのですが、35年前の中古機を買う事になり長く使うにはリスクがある上、候補の中では最も高額(程度が良い調整済み品だと軽く3万円オーバー)なので候補からは最初に外しました。DE1103は使っている方も多くて安心である反面、無駄に大きい液晶画面がイマイチ気に入らずパス。RP3100はネットを探しても使ってる方のレポートが皆無で不安。DTS-09は性能が安定しているが初期不良も多いとのレポート。ICF-7600GWは安心の日本製ですが、20年前の設計で時間が止まったままです。以上の理由から候補をPL-600またはPL-660に絞り込みました。

最終的に選んだのはPL-660です。PL-600と比較するとPL-660には同期検波機能があり評価が良い事、おまけ程度でもエアバンドも聞ける点を重視しました。GWオンエアディでサイタマR32局とアイボールした際に見せて頂いて音質が良かった事も影響してます。購入先はamazonです。日本向けACアダプタが付属しており最安値でした。



早速、色々な短波バンドを回ってみましたが私が使う環境では感度に問題なく、イメージ混信の発生もありません。(=気付きません)音も良いですし、エアバンドも意外と聞けましたので、期待以上の性能で満足です。ただし、残念な点も有りましたので、2つ挙げます。

 ・周波数の表示が+1KHzズレている。
 ・LW/AMは外部アンテナ非対応。

とは言ってもどちらも運用で逃げられますので、克服可能です。
PL-660は本格的な短波放送の受信以外に市民ラジオ運用時のコンディションチェックやFM音楽放送の受信など広く活躍するのは間違いありません。


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