合法市民ラジオを中心に資格不要の無線を楽しんでいます。
30年を経て学生時代に熱中した趣味の無線に復活しました。
本来は10月末に開催予定でしたFLRM(ライセンスフリーラジオミーティング)が15日に名古屋港に有るポートビルにて開催されました。このミーティングはフリーライセンスで楽しめる無線(CB、デジタル簡易、特定小電力)に関する成果発表を行う場であると同時に、「ラジオの製作」誌が廃刊となった以降の一斉交信イベントの開催日程を打ち合わせる場にもなっています。
自分も参加したかったのですが、親族の結婚式が翌日に控えている事を理由に家内から無用な自宅待機を強いられたため、昨年に続きUSTREAMでのネット配信を閲覧させて頂きました。
今回の最も大きな話題は新技適対応の新市民ラジオのリリース報告です。市民ラジオは生産が中止されて9年経過し、流通している中古無線機でしか開局の機会がない状態なので、新市民ラジオへの期待が大きく膨らみます。ラジックス製の新市民ラジオについては以前にアップした通り、一口45,000円で2月28日までに最低200口の出資者を募り、200口集まらない場合は出資金を返却するというものです。既に外観デザイン案と回路図は完成しており、静かに製造を待っている状態という事です。ミーティングで説明が有った事を追記します。
・回路設計は無線機メーカー現役の技術者の手による。
・2/15時点の出資者数は108名 →2/27にで219台に達しました!
また、こちらはフクオカAB182局からもCB-ONEが持ち込まれて紹介されました。基本回路の設計と開発を行い、ソニ-のICB-R5のケースを利用して作られたものです。現時点で世界にたった1台しか無い市民ラジオです。
こちらもミーティングの説明を追記します。
・単体で技適取得が可能。
・技適の取得込みでも実際は1台200,000円にはならない。
・ラジオ受信部は27MHz帯の受信用の回路に置き換え可能。
・ICB-770ベースでも製作が可能。
【追伸】諸般の事情で、有限責任事業組合ラジオ・コミュニケーション振興機構を介した対応は中止となりました。
CB-ONEは実戦経験が乏しいため、関東地区で活発に運用を行われている局に預けるとの事でした。こちらの成果報告は次回になると思いますが、楽しみです。
FLRMでは新技適の市民ラジオ以外に無線運用の方法など、大変参考になる成果報告が行われていました。ぜひ、次回には出席したいと思います。
詳細はFLRMに出席者された局のブログを参照下さい。