Es通信は場所選びが重要

まだまだ30℃を超える暑いが続きますが、市民ラジオで遠距離通信を成功させるために不可欠なEs(電離層)の発生は、既にピークを過ぎて下降線の一途です。
このようなコンディションの中、確実にEsで遠距離通信を狙うには通信に適した場所へ移動する必要が有ります。
市民ラジオに使われる27MHz帯は、Esに電波を反射させて遠距離通信を狙う場合、さほど運用場所の標高の重要性は低く、どちらかと言えば海や川さらに貯水池や水田など広範囲に水が張られた所から数m以内の場所で運用する方が交信率が高い傾向が有ります。
ならばいつもの天竜川の河川敷でも良いのでは?と思われそうですが、さらに位置関係で電波の飛来率が異なると言う事実が有るのです。
内湾から運用した場合、北東側が外湾に位置した場所だと北海道方面、南西側が外湾に位置すると沖縄方面からの電波の到来率が高い傾向が確認されています。ですので無線の運用場所選びは重要なファクターと言えます。

さて、8月21日(金)は平日でしたが有給を取得しましたため、ランチタイムでのEs交信を狙って浜松市北区細江町の浜名湖沿岸に移動しました。
この場所は、過去に何度か市民ラジオ運用を行っていますが、Es交信の成功率が自分の中では天竜川河川敷の比でないくらい高いのです。(たまたまかもしれませんが..)
平日でも昼休み時間帯を使って市民ラジオを運用される局が多いため、この時間を狙ってみました。到着と同時に猛暑い襲われました。コンクリート堤防&アスファルト路面は暑いです。



最初の交信は豊橋市の小島海岸から運用されていましたアイチKY909局です。CQを出したところ応答して頂きました。小島海岸は、位置的に浜名湖湖畔と内陸を挟んで反対側に位置しますが、シグナルメーターが触れるギリギリでも難無く交信が出来ました。
そして続いて聞こえてきたのは、沖縄県今帰仁から運用されていたオキナワAK130局です。こちらからコールしましたところ1発で取って頂けました。これぞEs通信です。この日に課した目標は難無くコンプリートです。この場所を選んで良かったと思いました。
11:30~13:00の運用でしたが、用意した2Lのミネラルウォーターは全部飲んでしました。それにしても暑かったです。



■8月21日の運用記録
運用地:浜松市北区細江町浜名湖湖畔
1221 アイチKY909局/豊橋市小島海岸 市民ラジオ8ch 51/51
1227 アイチAK130局/沖縄県今帰仁  市民ラジオ5ch 52/52

各局交信ありがとうございました。
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