特定小電力トランシーバーのテストを行いました

今回は特定小電力トランシーバーのテストの報告です。
自分は毎年、とあるイベントで有志のスタッフを募ってボランティア活動を行っておりまして、連絡用に特定小電力トランシーバーを使用してます。スタッフへの貸出用に3台所有をしてましたが、今年のイベント開催を前にして2台が故障してリタイアしてしまいました。
代替機をヤフオクで探したところ、レジャ-9チャンネルタイプのユピテルのCT500の2台ペアの出展を見つけたので、リスク覚悟で落札しました。到着後、チェックしたところ、1台はイヤホンマイクをカバーするゴムが無い程度で大きなキズもなく、動作も確認できました。

到着したCT500です。コンパクトですね。


さらにもう1ペアのユピテルのCT400も入手できました。こちらもレジャー9チャンネルタイプです。CT400は特定小電力トランシーバーの普及初期にユピテルが始めて販売したモデルのようで、単三電池を6本必要とし、アンテナもロングアンテナ仕様で、業務用無線機のような存在感有る風格です。

ロングアテナのCT400です。飛びそうですね。


20日午後に、しずおかDL8局にご協力を頂いて、天竜川のいつものポイントにて動作確認のためのテストを行いました。比較のため、アルインコDJ-R20DとケンウッドのUBZ-L5も用意しました。

動作確認のテストに参加したトランシーバーです。結果はいかに。


しずおかDL8局にはいつものポイントで待機を頂き、自分は天竜川を挟んで反対側に3km離れた場所へ移動して、レジャ-3チャンネルで全6台のテストを行いました。しずおかDL8局にはアルインコDJ-R20Dが受信状態を表示する団子(●)の数を基準にシグナル強度を確認頂きました。なお、●の点滅は0.5と判断しました。

【結果】
・ユピテルCT500 #1 団子4.5
・ユピテルCT500 #2 団子4.5
・ユピテルCT400 #1 団子4.5
・ユピテルCT400 #2 団子4.5
・ケンウッドUBZ-L5 団子4.5+
(参考:アルインコDJ-R20D 団子5.0)

今回確保した4台全て送受信の動作は問題ありませんでした。声もしっかり電波に乗っており、雑音発生もありません。なお、比較対象としたアルインコのDJ-R20Dですが、改めて群を抜く性能の高さを再認識しました。

前のブログで紹介しました、ヤフオクに多数出展されている激安スピーカーマイクも合わせて実験してみました。激安スピーカーマイクはケンウッドを除き、スタンダード/ヤエス/ユピテル/アルインコで共用可能である事が確認できました。(ICOMは未確認)

左からアルインコ製、ダイアモンド製、ヤフオク激安品


報告は以上です。テストにお付き合い頂きました、しずおかDL8局に厚く感謝します。


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