合法市民ラジオを中心に資格不要の無線を楽しんでいます。
30年を経て学生時代に熱中した趣味の無線に復活しました。
ちょっと時間があったので手持ちのアマチュア無線の144/430ハンディ機用アンテナのSWR測定を行ってみました。用意したのは手持ちのアンテナ5種類です。画像のアンテナは紹介の順です。(注:生産中止のアンテナも含まれています)
①コメットCH-701X
②第一電波RH701
③アイコムID51用純正
④ロケット秋葉原店の500円アンテナ
⑤第一電波RH-K5
テストはアイコムのID51から145MHzと433MHzの両方で5W送信し最もSWRが高いポイントの確認です。第一電波のSX27Pへアンテナを直接に接続して測定を行いました。接続にはM→BNC/SMA変換コネクタを使用しています。
①コメットCH-701X(BNC)
最大で1.2でした。優秀ですね。
②第一電波RH701(BNC)
最大で2.0でした。利用上は問題無いレベルです。
③アイコムID51用純正(SMA)
最大で6.0でした。意外な結果です。
④ロケット秋葉原店の特売500円アンテナ(SMA)
最大で2.0でした。コスパは最高です。残念なのはSMAプラグのセンターピンが浅くてスタンダードのVXシリーズに非対応な点です。
⑤第一電波RH-K5(BNC)
最大で2.0でした。短いにも関わらず優秀です。
以上となります。
③のアイコムID51用純正アンテナがイマイチだったのは他の市販アンテナとは事なり無線機の金属筐体のカウンターポイズに頼っている事が原因ではないかと推測します。この結果から無線機に付属の純正アンテナは積極的に他機種への流用はすべきでないと結論します。皆さんもご注意下さい。なお、測定方法も含め当判断に異論が有る方もいらっしゃると思いますが、テスト結果からの客観的な判断です。