合法市民ラジオを中心に資格不要の無線を楽しんでいます。
30年を経て学生時代に熱中した趣味の無線に復活しました。
今の時期Eスポの発生がほとんど無いため、市民ラジオによる遠距離交信は厳しいですが、沖縄県のおきなわYC228局の電波に限っては別で、F層伝播によりほぼ毎日のように本州に届いています。この事から沖縄県はオールシーズンで市民ラジオが楽しめる運用ポイントとして人気が集まっています。今回、カワサキAB117局とイワテAA169局が12~15日の間に沖縄県に移動し、おきなわYC228局と合同運用を行うとの告知が有りましたため、土日は交信を狙った運用を行いました。
■12月13日(土)
13日は昼過ぎから天竜川の河口に出向いて、ローカル局と合同で市民ラジオの運用を行いました。
到着して受信を開始しましたが、ノイズレベルが高くてICB-770の受信性能では限界です。そこでアマチュア無線機のIC706MK2Gを受信専用機として使う作戦に出ました。28MHz用のモービルアンテナを用いますが、本体に内蔵されたフィルターを通す事によりノイズが抑えられてICB-770以上に確実に受信できます。
3時間ほど粘ったものの、沖縄で合同運用中の3局の声は何度か届きましたが、沖縄方面もノイズレベルが高い様子で交信には至りませんでした。
運用場所:天竜川河口
交信局:なし
■12月14日(日)
14日はRJ-480Dをお譲りさせて頂きましたシズオカHR120局が掛川市の粟ケ岳から運用を行われるとの一報を頂きましたので、昨日のF層交信のリベンジを兼ねて自分も粟ケ岳へ応援に出向きました。粟ケ岳の頂上には民放ラジオ局の中継装置が設置されてますが、今年に入って何か機器を設置したらしく、自分のICB-770のノイズが回り込むようになったため、昨日と同様にIC706MK2Gを受信専用機として使う作戦に出ました。
粟ケ岳で初アイボールとなりましたシズオカHR120局は小学5年生のジュニア局です。山頂までは祖父のクルマで来られました。市民ラジオの初交信はシズオカAD964局です。(応答ありがとうございました!)
シズオカHR120局はアマチュア無線局も開局しており、祖父のクルマに載せたモービルアンテナを使ってハンディ機から430MHz運用を行いました。その場でハムログに入力を行うなど本格的です。将来が有望です。
残念ながら自分もシズオカHR120局も沖縄運用局との交信はできませんでした。他の場所で運用した局の話を総合すると昨日に比べF層の発生は弱かったようです。
運用場所:粟ケ岳
アイボール:シズオカHR120局
10:40 シズオカAD964局/掛川市内移動 CB8ch 59/59
11:40 JK2LQJ局/藤枝市 28.285MHz(AM) 59/54
各局、交信ありがとうございました。