合法市民ラジオを中心に資格不要の無線を楽しんでいます。
30年を経て学生時代に熱中した趣味の無線に復活しました。
静岡西部ハムの祭典でジャンク品として手に入れたスピーカーマイクのうち、アイコムのHM-46はアルインコの特定小電力トランシーバーでは不自由無く利用できるものの、他の無線機では利用できない事が判明しました。受信は問題ありませんが。PTTを押しても送信しないのです。そこで、HM-46を他社トランシーバーでも使えるように汎用化改造を行いました。
そこで、マイクの回路図を紹介するサイトを参考に分解して回路を調べ、原因が2つ有る事が判りました。
1.マイクの2.5Pプラグの極数が異なる。(HM-46は3極、他の所有のマイクじゃ2極)
2.マイク回路の抵抗器の抵抗値が異なる。
早速、下記の画像で紹介した通りの手直しを行い、改造が成功しました。スピーカーマイクのPTT検出用の抵抗値ですが、テストを行った結果、アルインコ/ソニー/ユピテルのトランシーバーに関しては、1.5KΩの方が適している事が判りました。(ICOM/スタンダード用に採用されているのは、22KΩです)
改造後、動作が確認できたのは、スタンダ-ドVX6(汎用マイク変換コネクタ使用)、ユピテルCT400/CT500、アルインコDJ-R20D
です。(KENWOODは別配線なので、試みておりません) 画像はユピテルCT500です。送信が成功しているので、本体のTALKランプが点灯しています。なお、私が試していない無線機で動作しない場合もあります事をご承知下さい。
これで今年のラリーイベントでもスピーカーマイクが活躍しそうです。