合法市民ラジオを中心に資格不要の無線を楽しんでいます。
30年を経て学生時代に熱中した趣味の無線に復活しました。
無線は趣味で利用する以外にイベントでのボランティア活動に使用しています。今年も10月にイベントが有る関係で業務に使用する特定小電力トランシーバーの準備に余念がありません。新たに加わったトランシーバーを紹介します。画像は左からアイコム製IC-4100、マルドル(北辰産業)製TM-20A、ツインバード工業製CB-J771です。
TM-20Aはアンテナメーカーの北辰産業が販売していた製品です。同社は倒産しており存在しませんが、株式会社タイムリーという会社が同モデルをJT-20SPSという名称で販売を継承し、現在は後継モデルのJT-20Vが発売されてます。今回、中古品を4台入手したのですが、どれも不調のため、4台を全分解して組立て直し正常品を2台作りました。
CB-J771はホームセンター向け扇風機や掃除機を専門に製造するツインバード工業の製品です。未使用に近いものを入手しました。10年以上前に販売された商品のようで、ツインバード工業のホームページには一切記載がありません。このトランシーバーの最大の特徴はFM受信ラジオが内蔵されている点です。ラジオ内蔵のトランシーバーと言えば「ラジオの中から友が呼ぶ」で一世を風靡したソニーのICB-R5を始め、サンヨー製ラシーバーなどが有る程度で、決して多くありません。ラジオを聞く場合は付属のイヤホンをアンテナ代用として使います。スピーカーでラジオを聞く場合はスピーカー/イヤホン切替スイッチでスピーカーをセレクトします。なお、付属のイヤホンでなくてもスピーカーマイク(ヤエス互換タイプ)でもアンテナの代用として使用できます。
ちなみにCB-J771はラジオ受信中にトランシーバー側に受信が有った時にラジオの受信が自動で切れてトランシーバーが優先になる機能が備わっており、特許申請されています。ソニーのICB-U50と類似点(ボリュームが強弱スイッチのみ・電源スイッチとグループモード切替スイッチが一体など)が見受けられるため、設計開発元は何かしら関係が有るものと思います。
アイコムIC-4100は業務ユースに最も向いたトランシーバーですので、紹介の方は割愛します。こちらは自動車パーツのフリーマーケットにて格安で購入したものです。後からヤフオクでも1台を安い値段で確保しました。
以上です。知らないうちに特定小電力トランシーバー収集家になっていました。