合法市民ラジオを中心に資格不要の無線を楽しんでいます。
30年を経て学生時代に熱中した趣味の無線に復活しました。
無線機に使う電源のネタです。
これまでフリーライセンス無線を運用するにあたりデジタル簡易無線を除くとアルカリ電池利用が主でした。アルカリ電池は100円ショップで安価で入手できる反面、使い終わった電池は廃棄しか道がありません。いちおう無線機で使うに苦しい電圧(無負荷で1.4V以下)まで下がっても負荷の少ない用途(リモコン用やLED懐中電灯など)であればまだ再使用可能なので保管しますが、貯まる一方なので家族からもクレームが出ます。周囲のローカル局を見るとニッケル水素系二次電池「エネループ」を10本使って(実質DC12V)運用されてる方が多いため、自分も同様にしてみる事にしました。
二次電池(充電式電池)化した場合のメリット。
・投資してもアルカリ電池を購入し続ける事と比較すれば十分元が取れる
・電池そのものの廃棄が無くなる
・ICB-770とICB-87Rで共用が可能
・DC12V→USBアダプタを使うとスマホやタブレットPCの充電が可能
・電圧降下が少ないため、ギリギリまで使える
ニッケル水素系二次電池を使うために必要なのモノ。
・ニッケル水素系二次電池 単3サイズ 10本
・充電器(多数を同時セットできるもの)
・10本内蔵可能な電池ケース
・ケーブル(シールドタイプ)
・DCプラグ(外形5.2mm/軸径2.1mm) ※ソニー機の方のみ
・006P用電池スナップ
自分の購入品は以下の通りです。
(上)ニッケル水素電池はカインズで購入した専売品。(FDK高崎工場製)
(下)電池ケースはマルツ電波で購入したLinkman製。(端子は006Pタイプ)
充電器は12本までセットが可能。放電機能も内蔵しています。
型式:DN-YAB-JBC01711
ケーブルに006P用電池スナップとDCプラグをASSYします。ケーブルは長いと送受信にマイナス効果とのレポートが有りますので、必要最小限の長さにして下さい。(自分は300mm程度にしました) また、ご存知で無い方もいらっしゃるといけませんので明記しますが、ソニー製CB機のDCプラグはセンターがマイナスです。必ずテスターで極性とショートのチェックを行ってから電池ケースと接続するようにして下さい。
アルカリ電池利用時との比較テストを行いましたが、性能的に問題ありませんでした。皆さんもぜひ脱アルカリ電池を目指してみて下さい。